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フジヤマのトビウオ <H21.08.31 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 先の大戦後まもなく「フジヤマのトビウオ」と称賛され、世界的な競泳選手であった古橋広之進さんが 8月 2日に亡くなりました。昭和22(1947)年 400㍍自由形で世界新記録をマークし、昭和23(1948)年には 400㍍、1500㍍にも世界記録をうち立てました。昭和24(1949)年 8月アメリカ・ロサンゼルスで開催された全米水上選手権大会、日本にとって戦後初の国際競技会に出場し、 400、800 、1500㍍自由形 3種目でいずれも世界新記録という快挙を成し遂げて圧勝したのです。とりわけ1500㍍の予選では18分19秒 0という驚異的な記録をうち立て、アメリカのマスコミからは「フジヤマのトビウオ」と称賛されました。
 この快記録は、日本ではまだ暗いうち電波が途切れ途切れのラジオの実況放送でアナウンサーが「世界新記録」を絶叫、連呼して第一報が届き、新聞社は号外を出しラジオカーまで出動させ、敗戦でうちひしがれていた国民はこの快挙に歓喜したと伝えられています。昭和24(1949)年この年に私は生まれました。したがって国を挙げての喜びを知る由もありませんが、物心ついたころには古橋さんは既に国民的英雄として少年雑誌などに登場していました。また「1500㍍自由形18分19秒 0、驚異的な世界新記録」は、体育の教科書にも採り上げられていたような記憶があります。
 古橋さんが世界新記録を次々と出していた当時、日本国民は食べることすらままならなかった食糧事情にあり、主食の多くはふかしいも、すいとん、豆かす、とうもろこし粉などで、日本大学の学生であった古橋さんたちは苦心してこれらの食糧を入手し腹を満たして練習を続けたといわれています。荒廃から復興、そして高度成長へと大きく動いた戦後の昭和、うちひしがれた国民に生きる希望を与えたのは、並木路子の「りんごの唄」、通算33度も世界記録を塗り替えた古橋さんの力泳、そしてこの年湯川秀樹博士の日本人初のノーベル賞受賞であり、日本が息を吹き返すきっかけとなったともいわれています。
 競泳選手としての古橋さんはオリンピックとは巡り合わせが悪く、昭和23(1948)年のロンドン大会は日本は参加できず、次の昭和27(1952)年ヘルシンキ大会では病気の後遺症で実力を発揮できませんでした。競技生活から退いた後の古橋さんは、スポーツ界の指導者、役員として多くの功績を残しました。日本水泳連盟、国際水泳連盟の要職のほか、日本オリンピック委員会 (JOC)会長を歴任し、近年は東京オリンピック招致委員会の顧問を務め、東京招致のPR活動に参加していました。今年 2月、古橋さんの出身地浜松市にオープンした「古橋広之進記念浜松市総合水泳場」( 愛称『トビオ』) では少年少女たちが「平成のトビウオ」を目指しています。


ローカルヒーロー <H21.07.28 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 東京・台場の公園に高さ18メートル、実物大のガンダム像が一般に公開されました。
ガンダムは、今40歳前後の働き盛りの大人たちが30年前に見たSFアニメの主人公が乗るロボット状の兵器です。今回の登場は、東京都の都市緑化やオリンピック誘致などのPR役に起用されたのです。
 受け売りですが、全国の各地でテレビのヒーローにヒントを得たローカルヒーローが人気を集めています。秋田県では「超神ネイガー」、米作農家の青年アキタ・ケンが男鹿半島に伝わるなまはげの力を借りて変身します。「海を、山を、秋田を守る超神ネイガー」と見えを切って登場し、名物キリタンポが武器の「キリタン・ソード」、県魚ハタハタのたまごを撃ち出す「ブリコガン」、必殺技「比内鶏クラッシュ」を駆使して悪の組織「だじゃく組合」の怪人どもをやっつけるのです。「超神ネイガー」はこうしたショーを町内会のお祭り、スーパーの屋上、市役所の広場などで年に 200回以上演じ、県民を勇気づけているといいます。
 このヒーローを演じるのは、プロレスラーを目指して上京したもののケガで断念、秋田に戻って秋田らしさを取り入れたヒーローを立ち上げた40歳の男性です。「秋田はとかく暗い話題が多い、経済も低迷して駅前は寂しねど、わげもんは仕事求めて県外さ出てしまう、だども大切なふるさとだ、地域さ元気与えってがった」として「超神ネイガー」を誕生させました。ガンダムや仮面ライダー、タイガーマスクなどの一流のヒーローたちを地方に呼ぶのことはなかなかできませんが、「超神ネイガー」は気軽に呼べるヒーローとして県内狭しと駆け回っているそうです。
 郷里秋田の「超神ネイガー」のことが長くなりましたが、長野県下条村は「ローカルヒーローの聖地」と呼ばれており、全国からローカルヒーローを集めて大会を開催するほか、ここには「地域戦隊カッセイカマン」がいて村の催しや交通安全運動、保育園のお祭りなどで地域の不況原因などと戦うことをテーマとしたショーを演じているといいます。他に観光PRを目的とした三重県津市の「津に来て戦隊ツヨインジャー」、ごみ分別や環境問題をテーマとする東京・足立区の「環境戦隊ステレンジャー」など、「ローカルヒーロー大図鑑」 (水曜社) には70組以上が掲載されています。
 ローカルヒーローには「勧善懲悪」が根幹にあり、郷土を守るために不況や環境破壊といった今日的問題と戦い、勇気や愛を説く雄姿に大人も夢中にさせています。長く飽きられないためにはアイデアを出し続け、地方をもっともっと元気にして欲しいと思います。


梅雨明け <H21.06.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 南国沖縄から始まった梅雨、関東地方では今梅雨の最盛期にあり例年並みの 7月中旬以降の梅雨明けかと思われます。梅雨時期のしとしとと降る雨には淡い花が似合うのか、あじさいの花がひときわ美しく見えます。また、白い十字形をしたドクダミの花もよく観察するとこの時期のかれんな花といえます。ドクダミはどこでも見られる草花で名前の響きや強烈な匂いのせいで嫌われがちですが、木の根元などあまり日が当たらないところに星を散らしたように咲いているのを見ますとなかなか味わいがあります。
 今年の梅雨は、各地で珍現象が発生しました。天から落ちてくるのは雨粒ばかりでなく、おたまじゃくしや小魚などが降ってきました。最初は石川県能登半島近辺の数か所で発生し、その後日を変えて岩手県、静岡県、広島県などの学校のグラウンドや駐車場などでもおたまじゃくしが 100匹、小魚が10匹などが見つかりました。ボタボタという鈍い音をたてて空から落ちてくるのを目撃した人まで現れました。原因は当初竜巻と考えられていましたが、竜巻であれば近くで気象上観測されたところがあるはずであり、またおたまじゃくしや小魚だけが巻き上げられるのはおかしいと専門家は否定的でした。ならば鳥たちの子育ての時期であり、親鳥がヒナに与えるエサとして水田でおたまじゃくしなどを口一杯詰め込んで運んでいたものが、何かに驚き吐き出したのではという見方がありましたが、そうであればある程度消化されだんご状になっていなければおかしい、とこれも疑問視されています。自然界には想像を絶する未知が数多くあることですし、実害といったものもこれといってなくそれぞれが空想を膨らませればよいことかも知れません。
 さて 7月22日、鹿児島県南部の薩南諸島を中心に皆既日食が観測されます。日本の陸地から皆既日食が観測されるのは46年ぶりのことであり、太陽と地球の丁度よい距離に月が入り、月が太陽を完全に覆い隠し、昼間にもかかわらず夜のように暗くなる現象、宇宙の神秘として日食は古くから人々を魅了してきました。屋久島から奄美大島にかけての過疎が進む島々にとっては、多くの人々が訪れることが見込まれ観光収入獲得の絶好のチャンスでもあります。
 「最大の天体ショー」の決め手は何といっても当日の天候です。現地の過去のデータでは梅雨が明けて好天が多いということですが、台風が来ることもあります。お天気という最大のリスクに気をもみながら、現地では観光客の受け入れ準備に余念がありません。日銀鹿児島支店では、今回の日食の経済効果は42億円と予想しています。当日が好天に恵まれ、過疎に悩む島々に活気があふれることが望まれてなりません。


 <H21.05.28 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 東京の気象情報会社では、初夏の風物詩ホタルが飛び始める時期についても予測しており、これを桜前線のようにホタル前線と呼ぶそうです。今年はこの冬の気温が平年より高い地域が多かったせいでホタルの幼虫が水中から上陸するのが例年より早やまっているとみられています。既に宮崎では平年より21日も早い 4月末に、西日本各地で10日以上も早くホタルが舞い始めたと観測されています。ホタルの初見は毎年 4月に沖縄で始まり、石垣島では幼虫時代は水中ではなく陸上で暮らすヤエヤマホタルという体長 5ミリほどのホタルが淡い光を漂わせている幻想的な風景が報道写真にありました。
 日本には約50種類のホタルがいるそうですが、幼虫が水中で育つのはゲンジボタルとヘイケボタル、そして沖縄・久米島の固有種クメジマゲンジボタルしかいないのだそうです。このクメジマゲンジボタルは、ゲンジボタルの祖先と考えられている種ですから幼虫が水生というのは 2種類ともいえます。このゲンジボタルの点滅には地域差があることはよく知られているところですが、関東では 4秒に 1回、関西では少しせっかちで 2秒に 1回点滅するというのですから不思議です。
 団塊の世代といわれる私たちが子どもだったころ、街はずれの田んぼや原っぱにはホタルが乱舞しており、手で捕まえるのも簡単でした。高度成長の時代都会から自然が急速に消え、地方の里山でも開発や農薬に追いつめられてホタルの生息地はどんどん減っていき、一時は姿を消しかけたホタルですが、やがて反省をこめた保護活動が始まりました。加えてノーベル化学賞のお陰で発光生物が脚光を浴びてきたことも影響してか、単に成虫を放つだけではなく産卵や幼虫の飼育にも取り組まれてきており、 街中でホタルと出会えるスポットが増えてきています。東京でホタル観賞の草分けともいわれている文京区の「椿山荘」、甘い水に集まると歌われているホタルの集客力は、エコ意識や自然志向の高まりとも相まってかなり高いといいます。また、福生市を流れる玉川上水近くの「ほたる公園」では、毎年 6月に入るとゲンジボタルが舞い始め、大勢の家族連れやカップルたちが夏の闇の中で幻想的な光の点滅を楽しみます。 
 ホタルの関係業者によれば「ホタルはなまじのタレントよりも集客力がある」といいますが、「ホタルは環境の結晶なのです。豊かな自然を確保し次世代に残す努力をしなければ、未来に美しい『光』はないでしょう。・・・」という「日本ホタルの会」のHPを引用させていただき、この稿の終わりとします。


あっぱれ!2題 <H21.04.27 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 大型連休ではじまった初夏の行楽シーズン、日照時間が長く 1年のうちで 1日を最も有効に活用できる絶好の時期となりました。その上「上限 1,000円で乗り放題」となった高速道路料金や全世帯に支給されはじめた「定額給付金」もあって、全国の観光地などは例年になく活況となると期待しているようです。こうした時期に題材としてはふさわしくないかも知れませんが二つの交通事故、とはいってもいずれも大惨事を未然に防いだ事例についてであります。
 今年 1月、アメリカ・ニューヨーク市のハドソン川に乗客、乗員 155人を乗せたエアバスA 320型が緊急着水しました。原因はエンジンが鳥を吸い込む「バードストライク」とみられ、機体の姿勢を維持したまま着水に成功し乗客、乗員全員が救助されました。機体の両翼に乗客たちが立ち並んで救助を待つ写真、映像が記憶にあると思います。空港を離陸して 5分後のことでしたが、付近は住宅地や高層ビルが林立する人口密集地のマンハッタンでありました。それだけにニューヨーク州知事は「ハドソン川の奇跡」と言って関係者をたたえ、操縦していた57歳のベテランパイロットには各方面から「瞬時に的確に判断し、すべての手順をこなした技量は見事だ」「判断を一歩間違えれば大惨事が起こった」「ハドソン川の英雄」などの賛辞が贈られたと報道されました。
 その 2か月後の 3月、東名高速道路でのことです。大阪発東京行きの乗客77人を乗せた 2階建て高速バス「青春メガドリーム号」が走行中に出火したため、近くの静岡県「牧之原サービスエリア」に緊急停車し乗客全員が無事に救助されたという事例です。全長15メートルの 2階建てバスは黒く焼けただれ、骨組みを残すばかりとなった写真、映像をおぼえていることと思います。このバスの運転手はバックミラー越しに後部エンジン付近から白煙が上がっていることに気づき、急遽「牧之原サービスエリア」に入り車内アナウンスで仮眠中の乗客を起こして避難させたのでした。
 この機転をきかしたバスの運転手、エアバス機の操縦士と同様に瞬時の判断で 1人の犠牲者も出さなかったのですが「牧之原の英雄」などといった賛辞はありませんで した。面白いことに、全国紙のうちでこの43歳の運転手の氏名を載せたのは 2紙だけ、 あとの 3紙は「男性運転手」としてあり、各紙とも運転手を称讃するような記事はなく「近くにサービスエリアがなければ大惨事になった」と報じたに留まりました。
 我が国のメディアは、単なる酔っぱらいの人気タレントに大騒ぎし連日活字や映像を流し続ける熱心さはあっても、プロ意識に徹して乗客77人全員を無事に避難させたあっぱれな運転手の顔写真や名前も報道しないのはなぜなのでしょうか。


暖冬 <H21.03.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 年が明けてから月日の過ぎ行く早さを「一月往 (い) ぬる、二月逃げる、三月去る」 と言います。とりわけこの時期は、私どもにとって所得税、消費税の確定申告の時期とあいまって、多忙のうちにまたたく間に過ぎ去ってしまい、毎年のことながら「三月去る」とホッした気持ちになります。
 更に、この冬は全国的にも暖冬ということで春までもがかけ足でやってきました。
この冬、昨年12月から今年 2月の平均気温を平年と比べると東日本では 1.5度、北日本では 1.6度高く、それぞれ戦後 2番目、 3番目の記録となりました。降雪量にしても北日本の日本海側で平年の76%、北陸では31%という少なさでした。これらの原因としては、シベリア高気圧の張り出しが弱く、西高東低の冬型の気圧配置が続かず、寒気が南下しにくかったことがあげられています。今年の暖冬は、スキー場の雪不足、 氷上ワカサギ釣りの中止、東京ではウメの平年より20日以上早い開花、桜前線の北上も平年以上の早さのほか、九州でのヒバリの初鳴き、名古屋でのタンポポの開花などは観測以来最も早いという記録をもたらしました。このように誰もが過ぎ行く日々の早さを感じる時期に、季節までもが拍車をかけてしまいました。早すぎる春のあと、高温傾向は 8月ごろまで続くと気象庁は長期予報しており、この夏は猛暑が続くということになりそうです。
 さて、昨秋来の先の見えない不況は今日に至っても明るい兆しは見えず、長期間にわたって強い寒風に翻弄されています。我が国の中小企業は、高い技術力によりバブル経済崩壊など度重なる危機を乗り越えてきましたが、生産活動が大きく落ち込んだ今回の景気悪化の波には「果たして乗り越えられるのか、こんな状態がいつまで続くのか」と深刻さは増すばかりです。
 かつて、菜種梅雨により低い気温が長く続いて春を迎え、桜と人との縁が薄かった年がありました。桜は三月の末から暗い空の下にひっそりと咲いていましたが、四月になってようやく春が甦った時、束の間でも美しい花びらを見せてくれました。一国の指導者たちは、目先にとらわれずきちんと優先順位を決めて危機脱出の策を実行して、不況にあえぐ人々に早く元気を取り戻させてほしいのです。美しい花が咲き、めぐる季節の喜びを味わえる日の到来が待ち遠しいのです。



確定申告期を迎えて <H21.01.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 新しい年が明けてから早や 1か月が過ぎました。各地から梅の開花の便りに加えて、都内の公園では甘い香りをただよわせたニホンスイセンが見頃を迎えたそうですが、昨年来の景気の大きな後退、特に日本経済を支えている中小規模事業者にとってその経営内容は更に深刻な状況にあります。こうした中で今年も平成20年分の所得税等の確定申告の時期を迎えました。
申すまでもなく私たち税理士は、公共的使命として納税者であるお客様の信頼にこたえ、「納税義務の適正な実現」を図ることとされております。このような使命を達成するため「税理士法人みらい」は、平成20年分の所得税等の確定申告期に当たり、お客様の正しい申告と納税のために、万全の体制で臨んでまいる所存であります。幸いにも、お客様からは例年どおりのご理解とご協力を賜り、申告のための関係資料を早めに提供していただいておりこの場で厚くお礼申し上げます。
 今回の確定申告期に当たり、私どもが取り組む電子申告 (「e-Tax 」) についてでありますが、税理士の組織団体である日本税理士会連合会では会員からの改善要望を汲み取り、国税当局に数々の改善要求を行ってきました。結果として、代理送信を行う場合の納税者本人の電子署名の省略、申告書の添付書類の提出省略、確定申告期における利用時間の拡大など、使い勝手が大幅に改善されました。かねてから電子申告の利便性を実感し、お客様のご理解とご協力の下に利用拡大に努めてまいりましたが、電子申告により代理送信が唯一認められているのが税理士であるとの認識をあらたに、今後も一層
の利用拡大を目指す所存であります。このことは私どもの業務のIT化を推進し、業務の合理化にもつながるものと理解しております。
ところで、総額 275億円、これは昨年 1年間の「振り込め詐欺」の被害額です。この時期は税金の「還付金詐欺」が多くみられますが、還付金の受け取りや納税のために税務職員などが電話で ATMの操作を求めることは絶対にありません。不審な電話などがありましたら、必ず所轄の税務署などに問い合わせることを実行してください。
終わりに、この時期の各税の納付期限について、次のとおりとなっていることを念のためお知らせいたします。振替納税を利用している方は、確実に振替納付ができるよう振替日の前日までに預貯金残高の確認をお願いいたします。

           (窓口で納付する場合)    (振替納税を利用している場合)
 ① 所得税   平成21年 3月16日 (月)   平成21年 4月22日 (水) が振替日
 ② 消費税   平成21年 3月31日 (火)   平成21年 4月27日 (月) が振替日
 ③ 贈与税   平成21年 3月16日 (月)    (振替納税は利用できません。)



新年のごあいさつ <H20.12.27 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 明けましておめでとうございます。
 新しい年、平成21年の年頭に当たりお客様及び関係各方面の皆様方に謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 発足以来 3年目となりました「税理士法人みらい」は、お客様及び関係各方面の皆様方の深い御理解をいただき、お陰をもちまして業務が順調に推移していますことに対し職員ともども心から感謝申し上げます。本年も「税理士法人みらい」の充実発展のために一生懸命業務に邁進し、皆様方から一層信頼されるための努力を惜しまない所存であります。
 昨年アメリカの金融危機に端を発した世界同時不況、「百年に一度の危機」は、我が国にも少なからぬ影響を及ぼし、企業や個人の景気認識は厳しさを増してきているところであります。企業活動の不振に拍車がかかる中で、家計は雇用不安という新たな問題を抱え込みはじめ、これまで景気の下支え役であった個人消費にもブレーキがかかる恐れさえ危惧されています。昨年12月の内閣府の景気ウォッチャー調査や日銀短観でも我が国の景気は急激に後退している現状を裏付けました。
 こうした中、昨年12月「当面、景気対策優先はやむをえない」として政府税制調査会の平成21年度の税制改正に向けた答申に続き、与党税制調査会の税制改正大綱が発表されました。中小企業税制では軽減税率の時限引き下げ、欠損金の繰戻し還付の復活など、所得税では過去最大規模の住宅ローン減税、土地譲渡課税への非課税措置の創設など景気後退局面に備えた減税策が多く盛り込まれています。加えて、評判芳しからぬ総額 2兆円の「定額給付金」についても一時的には景気に対する効果が期待されます。いずれも平成21年度予算原案などとともに年明けの国会で議論されますが、政治の混迷が国民の不安心理に拍車をかけることがないよう願うばかりです。
さて、間もなく平成20年分の確定申告の時期を迎えます。毎年のことでありますがお客様の正しい申告と納税のためにこの時期を乗り越えられるよう、職員ともども万全の体制をとっているところであります。例年どおり早期資料収集により早期の申告書作成を目指しているところであり、このためお客様には御理解と御協力をいただくことになりますが、よろしくお願い申し上げます。
 また、電子申告につきましては、税理士が代理送信を行う場合のお客様本人の電子署名の省略などこのシステムの使い勝手の改善が図られたことから、積極的に取り組みお客様の満足度を更に高めてまいる所存であります。
最後になりましたが、皆様方の更なる御健勝と御繁栄を切に願いますとともに、平成21年が御多幸の年となりますよう祈念いたしまして、ごあいさつといたします。



秋田に学べ。 <H20.11.27 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 「秋田に学べ。」これは今年 4月中、首都圏を走る電車広告に大手進学塾が掲げたキャッチコピーです。昨年、43年ぶりに予算60億円をかけて復活された「全国学力テスト」、秋田県の小学 6年の成績が全国 1位になったことに合わせたもので、人々の目を引きました。
 本年 4月に実施された 2回目の「全国学力テスト」の結果が文部科学省から公表されましたが、これによると小学 6年の国語、算数の 4科目全てで秋田県が昨年に続いて全国 1位、中学 3年も各科目 1~ 3位と好成績でした。私が秋田県の小学生、中学生であった1960年代、秋田県の成績は下から数えた方が早いくらいであり、「秋田は教育後進県」と先生方が嘆いていたことを思えばおどろくばかりです。児童の習塾率が 5割を超えるという大都市圈、東京の大手進学塾では東京や大阪がトップになると予測していたとありましたが、もし私に聞かれていたら私も同じ答えであったでしょう。今回の結果をみて、「学力の低迷は低所得により生活が手一杯で教育に目が届かなかったため」という下位府県のコメントがありましたが、秋田県は過疎化や高齢化に加え県民所得は全国41位ですからそうとはいえないと思います。
 先日大阪府の教育委員会の担当者が、秋田県の教育委員会を視察している様子がテレビで放映されているのをたまたま見ていました。今回の公表結果では大阪府は全国44位、今何かと注目されている橋下府知事に一喝された教育関係者が「秋田に学べ」と視察に及んだのですが、秋田県側からは「家族と一緒に過ごす時間を長く」「復習を欠かさない」などのコメントでした。秋田県教育庁は「秋田わか杉っ子 学びの10か条」を掲げています。第 1に「早ね早おき朝ごはんに家庭学習」ー規則正しい生活がスタートラインー、第 2に「学校の話題で弾む一家団らん」ー笑いが脳を活性化ー以下の条項は省略しますが、小学 6年で「授業の復習をしている」が79.7% (全国平均43.4%) 、「午前 7時前に起きる」は90.3% (全国平均75.0%) となっています。
 専門家からは「秋田の特徴は規則正しい生活習慣、学校による生活指導が学力向上につながっている」とみられています。
 ところで今回の公表結果の上位 5位は、秋田、福井、富山、石川、青森と雪が多い県であることに気づきました。学力が世界一といわれている北欧フィンランド、ここも雪国です。雪に閉ざされて家の中での勉強に集中しやすいという環境も見逃せないのかも知れません。

 今年も残り少なくなってきました。木枯らしが木の葉を吹き散らしたあと本格的な冬を迎えますが、どなたさまも風邪などをひかないようにして年の瀬を過ごし、御家族一同おそろいで新しい年をお迎えられますよう祈念いたします。




ノーベル賞 <H20.10.29 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 実りの秋ではありますが、ここは「ノーベル賞」でまいりましょう。この10月上旬、  2日連続のノーベル賞受賞の朗報がもたらされました。素粒子物理学の南部陽一郎、小林 誠、益川敏英の 3氏に加え、海洋生物化学の下村 脩氏です。このところ暗いニュースや腹立たしいニュースばかりが続いていましたが、突然光りが差し込んだような嬉しいニュースでした。ともかく日本の自然科学の底力を世界に印象づけた快挙であり、偉大なる受賞者に心から敬意を表します。
 もちろん私自身、素粒子も緑色蛍光たんぱく質も未知の世界です。下村氏は、なぜオワンクラゲは光るのかという素朴な疑問から、発光のメカニズムを追いかけてたどりついた物質が幅広い研究の道具に使えることがわかったというものです。物理学賞の 3氏にしても、素粒子物理学という基礎的な研究の成果であり、30~50年前の業績がやっと世界に認められ、それぞれ万感の喜びであったことと思います。
 御承知のとおりノーベル賞は、ダイナマイトを発明したスェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル(1833 ~1896年) の遺言に基づき1901年に創設されました。12月10日はA・ノーベルの命日、この日ストックホルムで毎年ノーベル賞の授賞式が行われます。受賞者にはノーベル基金から 1,000万スェーデンクローネ( 約 1億 4,000万円)が交付されますが、もちろんこれには所得税は課税されません。所得税法第 9条①十三で「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」は非課税とされています。 由来は昭和24(1949)年、日本ではじめて湯川秀樹氏がノーベル賞 (物理学賞) を受賞した際、「学術、技芸、慈善又は文化的、社会的貢献を表彰するものとして交付される褒章額については、所得税は課税しない」と国会の全員一致でもって規定されたもものです。
 昨今、哲学科などの文学部の学科、数学や理論物理学などの基礎科学部門は、ややもすると日陰に追いやられている傾向がうかがわれます。一見何の役にも立たないようにみえる基礎科学は「無駄遣い」と紙一重であるといわれています。「ニュートリノ」で平成14(2002)年にノーベル賞に輝いた小柴昌俊氏の実験は、数十億円をかけて幸運にも成功しましたが、この発見の実用価値は今のところ皆無であるといわれています。目先の実利や損得にとらわれず、無駄遣いを惜しまない結果としての大発見が栄光につながり、それに対する国民的賞賛こそ少年少女に科学の興味や夢をふくらませていくものだと思います。下村氏は、「子どもたちには、どんどん興味を持ったことをやらせて、やり始めたらやめてはダメ」と述べたと報じられていました。
 今回のノーベル賞の受賞は、「算数や理科を勉強して何の役に立つの?」という問いに的確な答えを見出せたと思います。


十三夜 <H20.9.27 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 日一日と秋色の深まる10月は、そよぐ風の中にもひんやりとした心地よさを感じる季節です。空気が澄みわたったこの時季、野や山はひときわ美しさを増し、収穫の賑わいも伝わってきます。夜ともなれば虫の音も楽しく、さえわたった天空に日々変化する月を眺めることができます。「もののあはれは秋こそまされ」と古人も言ったように、日本人が四季の中で最も自然と心を通わせる季節であり、それぞれの趣に涙を浮かべる人さえあります。
 秋の象徴は紅葉が一番でしょうが、ここは月について語りましょう。月といえば中秋の名月、十五夜の月で旧暦 8月15日今年は 9月14日でした。東京地方では、都心の夜空にぽっかりと浮かんだ丸い月の写真が新聞に掲載されていましたが、当日はやや雲が多く雲間に出てきた名月をよほどタイミングよく撮影したものでしょう。東海地方以西では、雲が厚かったりあいにくの雨であったりして名月を見ることができなかったそうです。十五夜の月は完全な満月ではなく翌日の夜の方がまん丸となるとのことでしたが、翌日は更に天候が悪くまん丸お月様は顔を見せませんでした。いずれにせよ、秋の気配こそすれ昼も夜もまだ暑い中でしたのでお月様を楽しむ気候ではなかったと思います。
 ここで問題です。月はどうやってできたのでしょうか ①小さな星がぶつかり、地球の一部がはじき飛んで月になった ②地球の近くを通った星を引力で引き込んで、月ができた ③星のもとがぶつかり合って、地球と月が同時にできた・・・・答えは月が地球と同じ成分でできていることから①です。月は全く偶然の産物であり地球の唯一の衛星ですが、毎年 3センチほど地球から遠ざかっているそうです。
 人類が初めて月面に降り立つ快挙を実現したのは、39年前の 1969(昭和44) 年 7月20日、アポロ11号によるものでした。アームストロング船長が月面に初めて一歩を踏み出した時、「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な躍進である」とのメッセージとともに、テレビ画面に写し出されたくっきりとした靴あとに誰もが快哉を叫んだものです。
 さて秋の月に戻りますが、これから楽しめるのは十三夜の月です。旧暦 9月13日この10月11日 (土) がその夜に当たります。十五夜は里芋を供えますので芋名月といい、 十三夜は栗や豆を供えるのがならわしなので栗名月、豆名月ともいいます。稲作が主流となる以前の日本人の主食だった秋の収穫物を供えたことに由来しますが、それほどの昔から私たちの祖先は月夜を楽しんでいたということでしょう。「月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」( 詠み人知らず) と月見は十五夜に限ると詠まれていますが、季節感としても申し分ない十三夜の月を楽しむ人が増えているそうです。



篤姫 <H20.8.28 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 江戸時代末期、今から 150年ほど前のこと南国薩摩藩から第13代徳川将軍家定公に嫁ぎ、波乱の生涯を送った篤姫を主人公にしたNHK大河ドラマを楽しく観ています。 幕末維新を描いた作品はこれまでにも多くありましたが 女性を主人公にしたのはじめてのようです。しかも、この時代の人物として篤姫の知名度は決して高いとはいえず、女性では皇女和宮の方がよく知られた存在だと思います。
 一人の女性の生涯を通じて江戸幕府の終焉を描くこのドラマは、毎週高い視聴率を維持しており、その理由として若い女性層の人気が高いことが挙げられています。西郷隆盛、勝 海舟、坂本龍馬などこれまでそれぞれ主役として登場していた幕末維新のヒーローたちが脇役に回っているのもおもしろいところですが、演技力がすばらしい篤姫役の宮崎あおいが、年若い層にも親しみを持たれているからではないかと思います。また、今なお謎に包まれた江戸城大奥、大奥には 2,000人以上の女性がいて、老女、中臈などさまざまな役割があり、隔絶された社会を形成していました。大奥では何が行われたか、世継ぎを絶やさないためにはどのような工夫が凝らされていたのか、大奥で暮らす女性たちの愛憎劇の展開に多くの人々が引きつけられ、視聴率を高めているのかとも思います。
現在の平成という年号は、幕末のこのころに年号の候補なりながら不採用になったという言い伝えがあります。孝明天皇 (1847~1866年) のころの「元治」(1864 ~1865年) という年号の時期に、武家が京都で戦争を起こし都を丸焼けにしてしまった、「保元・平治の乱から一字ずつ採った年号が悪い」ということで年号を変えることにしました。当時の年号の決め方としては、公家たちが原案を示し朝廷と幕府との話し合いで決められていたそうですが、原案の中に「平成」があったものの、「再び平治のように成る」との理由で採用されず、「慶応」となったとあります。
 1868年徳川幕府は、遂に崩壊しました。新政府は江戸城総攻撃に向かいますが、この時西郷隆盛と勝 海舟とが会談し講和をまとめて江戸を火の海から救い、江戸城は無血のまま新政府に明け渡されたというのが今日の定説であります。西郷のもとには勝との会談の前に、尼僧大田垣蓮月から戦争回避を願う一つの和歌が届けられ、それには「あだ味方 勝つも負くるも哀れなり 同じ御国の人と思へば」とあり、西郷の決断に大きな影響を及ぼしたといわれています。はたして、これからの「篤姫」の中でこのようなことが描かれるのかどうか、今後の展開をお楽しみに!



副都心線 <H20.7.31 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 最近の首都圏鉄道路線図は、ますます複雑になってきました。網の目のように、というより釣り糸が十重二十重(とえはたえ) にからまったような図となっています。はじめて上京してきた人や外国人など慣れない人には、この図を使って目的地にたどりつくのは容易なことではないと思います。
 さて、大正14(1925)年 9月27日、日本初の地下鉄銀座線の上野・浅草間の起工式が行われました。それから80余年を経た今年 6月14日、東京都内で最後の地下鉄といわれる東京メトロ「副都心線」が開通しました。埼玉県和光市から東京・渋谷までを結んだものです。埼玉県南西部では、東武線、西武線との相互乗り入れし、平成 24(2012) 年度には渋谷から東急東横線との乗り入れが予定されており、埼玉県在住者は池袋、新宿、渋谷を通って乗り換えなしで横浜まで往来できるようになります。その昔地下鉄の電車はどうやって入れるのかで思い悩む漫才がありましたが、最近の地下鉄のほとんどが地上のJRや私鉄各線と相互乗り入れしており、今やこのネタも使えなくなってしまいました。
 さっそく池袋から新宿三丁目まで「副都心線」に乗ってみました。平成12(2000)年に全線開通した大江戸線では、ホームまでの深さと車両がコンパクトにできていることを実感しましたが、「副都心線」では他の地下鉄よりも車内が広く感じました。それもそのはず、車内灯と空調機器を一体化して天井を高くしてあります。また、地下鉄につきものの騒音については、振動を抑える枕木を用いることによって軽減されています。連絡通路、改札口、ホームなど真新しいばかりでなく、広々とゆったりした感じであり、趣向を凝らした壁面装飾なども楽しめます。エスカレータ、動く歩道が十分に採り入れられており、ホームまでの深さをあまり感じられないほどです。深さといえば「副都心線」の駅は平均して地下26メートルにあって大江戸線よりも深く、最も深い東新宿駅は地下 35.4メートル だそうだす。おどろきは新宿三丁目駅、ここは丸の内線と都営新宿線の三つが交差していますが、「副都心線」と都営新宿線との上下のすき間がわずか11センチメートル しかないところがあるそうで、どのような工事が行われ実際どのようになっているのか確かめてみたいものです。
 「副都心線」の開業で最も便利がよくなるのは、埼玉県在住者であることはまちがいありません。買い物など今まで池袋だった人たちは、十数分で新宿や渋谷に直行できます。新宿、渋谷には池袋に負けない有名デパート、商店街があり、とりわけ新宿三丁目駅では間もなく日本を代表するデパートが地下通路でつながるようになります。 状況が厳しくなるのは池袋ですが、手をこまぬいているわけではなく、埼玉県からの買い物客に素通りされないために店舗の改装や商品の品ぞろえなど、都内屈指の商業地として更に足元を固めていると聞いています。がんばれ、池袋!



宇宙の家族 <H20.6.30 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 太陽が生まれたのは今から46億年前で、現在盛んに核融合を繰り返し最盛期にあるといわれています。太陽系には、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星という 9つの惑星があり、試験前には「すいきんちかもくどてんかいめい」と暗記したものです。ところが一昨年に冥王星は惑星にあらずということになり、 現在では 8つの惑星となってしまいました。最近になって太陽系のさいはてに未知の惑星があり、地球とほぼ同じ大きさで約千年をかけて公転しているという報道がありましたが、姿形が確認されていない理論上の存在であり、これで惑星が 9つに戻ったということにはならないそうです。
 さて、 6月のはじめスペースシャトル「ディスカバリー」に日本人宇宙飛行士星出彰彦さんが乗り込み、地上 400㎞を回る国際宇宙ステーションに到着しました。そこに星出さんの手によって、大型バス位の大きさの日本初の宇宙実験棟「きぼう」が設置されました。今後はこの中で日本の宇宙飛行士たちが、宇宙という特殊な環境の下で、「イネの成長と重力の関係」などといった動植物や物質に関する実験・研究が行われることになります。「きぼう」には 2つの窓があり、無限の宇宙空間や地球の美しさを堪能しながらの活動には、素人の私たちにも限りなく夢が広がります。
 茨城県つくば市にある筑波宇宙センターでは、24時間態勢で「きぼう」のトラブルなどを監視しているそうですが、国際宇宙ステーションでは今年の 3月以降「水回り」 のトラブルがしばしば発生しているとの発表がありました。宇宙飛行士土井隆雄さんによれば、「国際宇宙ステーションでは水を使ったいろいろな装置があり、水回りが難しいのは普通の家と同じ」と聞いて、少し宇宙が身近になったように感じます。
 宇宙の水といえば、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「フェニックス」が火星に到達し、撮影した写真を分析したところ、火星の地表近くに氷があることが確認されたとの報道がありました。写真入りで新聞にも掲載されていましたが、最初の写真と 3日後の写真を比べてみますと、白っぽく光る塊が蒸発して消えたとみられ、氷=水の存在が明らかになったということです。
 人類がゴリラと分かれて進化をはじめたのは千二百万年前、人類の宇宙研究は未だ巨象の鼻先、尾の先に触れた程度でしょう。銀河系だけでも太陽のような恒星が二千億もあり、そうした銀河が宇宙には一千億あるそうです。この夏は天空をのぞみ、物理学の寺田寅彦にならって「懐手(ふところで) して宇宙見物」をして、ひととき無限感にひたってみるのはいかがでしょうか。






自然災害 <H20.5.29 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 日本は、四季・春夏秋冬がはっきりしており、人々は季節ごとの自然現象を上手に利用、活用して生活を営んできました。
紫外線が強い初夏の日差しから徐々に雨が降る日が多くなり、うっとしい梅雨の季節を迎えましたが、しとしとと降り続く雨には、気分がめいってくるものです。
この時期、用心のためにいつも傘を持ち歩くのもよいでしょうが、子どものころ突然の激しい雨にあい、雨宿りするところもなくびしょぬれになったことがあります。
あとで思い出してみますと、無防備に雨にぬれるというハプニングは自然を甘受し原始的で貴重な体験をした気がして、決して悪い気分ではなかったという記憶があります。突然の雨にあわてて雨宿り場所を探したり、びしょぬれになったりするのも無意味な体験ではないと思います。
 このところ空模様の判断の目安となるものは、天気予報の降水確率です。降水確率を気象庁が初めて発表したのは昭和55年 (1980年)6月 1日のことでした。以来、降水確率をみて予定を立てたり、外出時の雨具の用意をしたりすることが多くあります。降水確率が例えば40%とは、「40%という予報を 100回出した場合、40回は1ミリ以上の雨が降る」という意味です。 100%でも小雨、10%でも大雨というケースもあります。そして「大気の状況が不安定」と解説がつく場合は、降水確率にプラスαを加えた方がよいそうです。
 ところで、天然自然はすべてが美しく、おだやかで有益なことばかりではありまん。台風、ハリケーン、サイクロンいずれも風と雨とが荒れ狂う熱帯性の低気圧で、毎年世界各地に大きな災害をもたらします。ミャンマーを襲ったサイクロンは、死者、行方不明者だけでも10万人以上という大気と水が織りなすけたはずれの自然災害でした。未だ救援体制は十分とはいえず、助かった被害者たちは飢えや伝染病な
どの二次災害におびえている状況が報道されていますが、ミャンマー政府は日本をはじめ世界各国から人道上の支援申し出に対し「モノはほしいが、人はいらない」と驚くべき対応ぶりを示しました。
 これからは日本列島でも梅雨時の大雨、台風シーズンを迎え、風雨の被害が否応なく発生しますが、被害を最小限に抑えるための十分な減災と防災対策が肝要となります。終わりに、蛇足ながらこの秋以降政局の嵐が吹き荒れるとの予想するむきもあります。






暫定税率 <H20.4.30 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 石油は限りある資源です。いま石油埋蔵量がどれだけあるのか、今後新しく発見される石油の量によって変わるとしても、確認埋蔵量 (採算がとれる範囲で採掘が可能な量) はこれまで使ってきた石油の量から推計すると40年~50年分位だそうです。残量は琵琶湖を升にすると 7杯分といわれています。これを多いと考えるのか少ないと考えるのか、二酸化炭素排出改善の面からは多いと言えるでしょうし、代替エネルギーの開発などの面からは少ないのかも知れません。
 石油から精製されるものの中で最も効率のよいエネルギーとなるガソリン、このガソリンに係る税について年明けから混乱が続いてきました。ガソリン税の「暫定税率」 という言葉が、いまや電車の中や散歩中の会話などで普通に耳にするようになりまし た。ここで少し退屈するかも知れませんが、この度ガソリンが 1リットル当たり25円値下げに至った経緯について概説してみましょう。
 ガソリン税といわれていますが、正確には揮発油税及び地方道路税のことをいいます。両税とも揮発油という同一のものに対して、揮発油税法、地方道路税法という異なる税法が適用され、それぞれ税率が異なるという特色があります。しかし納税申告書等の事務手続き一切は、一枚の納税申告書で行うなど一体的に行われます。
 地方道路税は、その名のとおり地方道路整備財源とする純粋な目的税であると条文に明記されているのに対し、揮発油税については目的税としての規定はないものの、創設目的からして税収入を国の道路整備に充てることとされています。地方道路税はすべて道路整備財源として都道府県市町村に譲与され、揮発油税は国が道路整備財源としてきたものであると理解するとよいでしょう。
 両税の沿革をみると、昭和24年 (1949年) に現在の揮発油税法が制定され、昭和33年 (1958年) には地方道路税法が創設されて今日の形となりました。 昭和49 (1974)年度以降は、それぞれの税率について揮発油税法、地方道路税法を改正しないで、租税特別措置法によって暫定的な税率を定める方法が採られるようになり、これがガソリンの暫定税率のはじまりなのです。以来 5年、10年と期間を区切って税率を改正して道路財源を確保してきたものが、今年の 3月31日に暫定期間が終了する税率を延長しようとしたところ国会で否決され、4 月 1日以降はそれぞれ本来の税率に戻ってしまった、その結果本来の税率と暫定税率との差として 1リットル当たり税額25円の減少が生じ、ガソリン価格の値下げに至ったということです。
 このところ物価が上昇傾向にある中で、モノが値下がりして喜ばない消費者はいないでしょうし、税が増えることは誰だって嫌です。しかし我が国の将来、現下の財政事情を考えるとき、政治家が「国民のためにガソリンを安くした」と胸を張るほど、このことを国民の多くは本音で歓迎しているとは思えないのです。




食の安全 <H20.3.31 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

  私の出身地秋田の名物郷土料理「きりたんぽ鍋」は、素朴な味わいがあり全国的に
も名を知られるようになっています。東京でも材料のあれこれを購入することができますが、欠かすことのできない素材として比内地鶏があり、これを東京で入手するのは容易ではありません。家庭では比内地鶏でなく、普通の鶏肉でも十分に「きりたんぽ鍋」風を味わうことができます。
 さきごろ、地元の一業者が比内地鶏と偽って、卵を産まなくなった廃鶏を長年にわたって販売していたことが発覚しました。「本物の比内地鶏を使っていたのでは高価格となり売れない」という理由でもって、安い廃鶏を使いながら比内地鶏使用の「きりたんぽ鍋」セットをはじめ10種類以上の偽装商品を開発、販売していたのでした。
秋田名物といえば「きりたんぽ鍋」と全国的に知れ渡った名物料理が、儲けにかまけてモラルを失った一業者のせいで吹き飛んでしまいました。
 昨年来、比内地鶏だけでなく何百年も続いた老舗、各地のみやげもの更には牛肉製品等の偽装が次々に発覚し、食への不信感が日本列島を覆っています。
 加えて、中国から国内大手食品企業が輸入した「ぎょうざ」をはじめとする冷凍食品から毒性の強い農薬が高濃度で検出され、実害にまで及びました。この農薬の混入が中国でなのか、日本でなのか未だ両国間で意見は食い違ったままです。食料自給率が低い日本では、食材を国産品でまかなうには限度があり、素材にせよ加工品にせよ外国からの輸入に依存せざるを得ません。今も昔も日本人は、大人も子どもも焼ぎょうざが大好きですが、昔のように母親が作るぎょうざやコロッケを子どもが手伝うという光景はもはや望めないのではないでしょうか。下ごしらえが省け、しかも長期保存ができる冷凍食品は、現在の食生活にすっかり定着しています。誰もが「食料は高くても国内で作った方がよい」とわかっていても、担い手となる農漁業の衰退が深刻な現状では、極めて困難なことといわざるを得ません。
 今「・・・の品格」ということが流行していますが、「品格」とは先人たちが作り上げたすばらしい道徳や秩序といった人類に貢献したことから生まれる自信、誇りといったものではないでしょうか。背信行為により品格を失った内外の関係者たちは、一日でも早く品格を取り戻し、自信と誇りを持って消費者に食の安全を与えて欲しい と願ってやみません。


確定申告期を迎えて <H20.1.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 年が明け 1か月を過ぎますと、だんだんと日が長くなるとともに日差しにも輝きが増してまいります。かつて国税庁の確定申告の広報宣伝に「春風にのって!」とありましたが、今年も平成19年分の所得税等の確定申告の時期となりました。先日ある税務署に出向いたところ、駐車場であったところに立派なプレハブが建てられ、確定申告のための体制が整いつつありました。既に、贈与税の相談、申告書の受付や給与所得者等の税金の還付を受けるための申告書 (還付申告書) も受け付けられていて、人の出入りも多く早くもあわただしい雰囲気が見てとれました。
 申すまでもなく私たち税理士は、公共的使命として納税者であるお客様の信頼にこたえ、「納税義務の適正な実現」を図ることとされております。このような使命を達成するため「税理士法人みらい」は、平成19年分の所得税等の確定申告期に当たり、お客様の正しい申告と納税のために、万全の体制で臨んでまいる所存であります。幸いにも、お客様からは、例年どおりのご理解とご協力を賜り、申告のための関係資料を早めに提供していただいており、この場で厚くお礼申し上げます。
ところで、現在国会で審議中の平成20年度税制改正の中で、平成22年の目標利用率50%を掲げている電子申告 (「e-Tax 」) の普及に向けて、納税環境整備の拡大が織り込まれております。私どもは、電子申告 (「e-Tax 」) の利便性を実感し、従来以上に利用拡大に向けて取り組んでまいる所存であります。
さて、平成19年分所得税について、納税者にとって最も大きな改正は定率減税がなくなったことであろうかと存じます。平成17年までその年分の所得税額の20%相当額 (最高25万円まで)が税額控除され、平成18年分はこの定率減税が半分の10%相当額 (最高12.5万円まで) でありましたが、平成18年分をもって廃止されております。このほか、平成19年分の主な改正事項は、税率の改正、地震保険料控除の創設、減価償却制度の改正などがあります。
終わりに、この時期の各税の納付期限について、次のとおりとなっていることを念のためお知らせいたします。振替納税を利用している方は、確実に振替納付ができるよう振替日の前日までに預貯金残高の確認をお願いいたします。


 (窓口で納付する場合)
 ① 所得税   平成20年 3月17日 (月)
 ② 消費税   平成20年 3月31日 (月)
 ③ 贈与税   平成20年 3月17日 (月)  

  (振替納税を利用している場合)
 ① 所得税   平成20年 4月22日 (火) が振替日
 ② 消費税   平成20年 4月24日 (木) が振替日
 ③ 贈与税   (振替納税は利用できません。)


新年のごあいさつ <H19.12.28 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 新年明けましておめでとうございます。
 新しい年、平成20年の年頭に当たりお客様及び関係各方面の皆様方に謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 一昨年発足した「税理士法人みらい」は、お客様及び関係各方面の皆様方の深い御理解をいただき、お陰をもちまして業務が順調に推移していますことに対し、職員ともども心から感謝申し上げます。本年も、皆様方から一層信頼される「税理士法人みらい」の充実発展のために、一生懸命業務に邁進する所存であります。
 今年は、年頭から平成20年度の税制改正に向けての議論が例年になく活発になると予想されます。国民生活と密着した福祉の充実、地域格差の是正等々のための財源が求められ、果してあるのかないのか「霞が関の埋蔵金」まで飛び出しましたが、やはり安定的な財源の本命は「税」であります。その中でも消費税の税率アップが避けられないという意見が多く、消費税の将来的な位置付けを明確にし、名称を「社会保障目的税」に変えたらどうかといった意見もあります。我が国の現行 5%の税率は先進国の中で最低であり、お隣の中国でさえ17%の税率、北欧諸国では軒並みに20%以上となっているものの、我が国では何%であれば国民の納得が得られるのか、現在のところ具体的な税率は明らかにされていません。私見ではありますが、日本では将来的にも10%を大幅に超えるような消費税率は、国民の理解、納得が得られないのではないかと思います。
 さて、こうした平成20年度の税制改正に向けての議論の中で、間もなく平成19年分の確定申告の時期を迎えます。毎年のことでありますが、お客様の正しい申告と納税のためにこの時期を乗り越えられるよう、職員ともども万全の体制をとっているところであります。例年どおり、早期資料収集により、早期の申告書作成を目指しているところであり、このためお客様には御理解と御協力をいただくことになりますが、よろしくお願い申し上げます。
 また、お客様の満足度を更に高めるために、例えばかねてより普及促進が図られてまいりました電子申告につきましても、まだまだ当局の簡素化等の改善が待たれますが、お客様の御要望には的確に応えてまいる所存であります。
最後になりましたが、皆様方の更なる御健勝と御繁栄を切に願いますとともに、平成20年が輝かしい年となりますよう祈念いたしまして、ごあいさつといたします。


言葉の移り変わり <H19.11.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 昔から「読み」「書き」「そろばん」と言って、どこの親も子どもの初等教育には熱心でした。もちろん、この「読み」「書き」は日本語です。最近では、全国の 9割以上の小学校で英語が教えられています。いわゆる「ゆとり教育」の一環として導入されたものですが、小学生から英語を教えることよりも、もっときちんとした日本語の教育をしていくべきだと思います。
 話は飛びますが、国民的な国語辞典でもある「広辞苑」が10年ぶりの改訂を行うそうです。使用頻度、重要度、定着度合などから追加する候補をあげ、約 1万語が選定されました。「ニート」「ブログ」「着メロ」、若者言葉の「イケメン」「ラブラブ」 「うざい」などが新しく追加されるそうです。追加される中に「おしん」とありました。昭和58年 (1983年) のNHK朝ドラで、多くの人々に感銘を与え知らない人はいないほどなのに、何故に20年以上経った今ごろになって追加されるのか。このドラマは、現在までに世界の40か国以上で放送されてきたことが、その理由だそうです。それぞれの国でも評判となり、特にイランでは庶民に大きな影響を与え、日本人を見ると「おしん!」と言うほどだそうです。
 ちょっと脱線しましたが、「広辞苑」では一度載せた語句は原則として除外することはなく、私の親の世代が使った「耐乏生活」や「鬼畜・・ (敵国名) 」はそのまま残されていきます。しかし「上高森遺跡」は、石器の捏造(ねつぞう)が分かったため削除されます。編集方針の一つに「記録のため」という理由で補充するものもあり、このところの昭和ブームを反映してか「赤バット、青バット」「真知子巻き」も加えられます。
 最近の若者のケイタイから・・・「マジ?ヤバ!チゲェヨ、バーカ、アッソウ、ウン、ジャー。」・・・これで当人同士は自分の感じ考えを伝え、理解し合えるのでしょう。私たちが使う日本語は、美しく長い伝統を持っています。日々新しく生まれ変わっていくとは理解していても、こうした言葉もやがて国語辞典に採り入れられていくのでしょうか。せめて「ら抜き言葉」にとどめてほしいですね。おじさんは、とても追いつけません。
 年末の多忙な時期、辞書でゆっくり言葉の意味を引いてみる時間はないと思いますが、改訂版の発行は来年 1月の予定だそうです。
 今年も残り少なくなってまいりました。皆様どうかよいお年をお迎えください。


商店街再興 <H19.10.30 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 地方都市の商店街がさびしくなってしまいました。アーケードは取り払われ、終日シャッターを降ろしたままの多くの商店、ぽつんぽつんと新しい店構えのコンビニエンスストア、ファストフード店、ドラッグストアが営業しており、建物を取り壊した跡地は 100円パーキングとなってる、いわゆる「シャッター通り」化してしまいました。
往年の商店街は、地域に暮らす人と人との触れ合う場所であったし、少し大げさに言えば日本的な文化の大部分を占めていたように思います。かつて大型店の参入を規制する大規模小売店舗法があり、地方都市の中心街には大型店が出店できないようになっていました。そのため大型小売店 (もちろん大資本) は、郊外の広くて安いところに土地を求めて展開しました。将来の「くるま社会」を予測して、周囲に何もない田畑の真ん中に何百、何千台もの駐車場を設けて出店し、集客していきました。こうしてこの30年位の間に、地方都市の駅前を中心とした商店街は、後継者難とも相まって今日の姿になってしまったのです。
 近ごろ「昭和レトロ」とか「昭和をなつかしむ」といったことが静かなブームとなっています。昭和の中でも軍国主義的であった昭和20年までや敗戦により泥にまみれた昭和20年代ではなく、昭和30年代 (1955年~) が中心となっています。我が国が戦後からようやく解放され、皇太子殿下 (現天皇陛下) の御成婚やオリンピックの開催などの明るい話題とともに、経済のおどろくべき高度成長が始まる新しい時代の幕明けのころのことです。
 だいぶ前のことですが、映画「ALWAYS・三丁目の夕日」を観ました。原作はコミックだそうですが、時は昭和33年( 1958年)、東京の下町、はるかに建築半ばの東京タワーの骨組みが見えるというのが舞台となっていました。その町の自動車修理工場の経営者が主人公となって、当時全国のどこにでもあった駄菓子屋、ラーメン屋、銭湯・・・といった街並みの中で、織りなす人間模様をテーマとしたものでした。物がなくて不便であったけれども、東京でさえ人々の心が豊かで、触れ合いに満ちあふれ、懐かしくて、楽しくて、人の温かさを思い知る映画でした (11月上旬から「ALWAYS・三丁目の夕日」の続編が封切られています。)
 さて、今空洞化に悩む地方都市の市街地を、暮らしに便利な街に復活させようという取り組みがはじまっています。空き店舗や空き地を利用して、大型病院、官公庁、福祉センターなどを郊外から中心部に集合させ、住民が歩いて用を足せる街づくりをしようというものです。「コンパクトシティ」化と言うそうですが、そうなると人々が周辺の大型店から再び街の中心に足を向けるようになり、そして商店街もかつての賑わいを取り戻すようになるというものです。
 人情味豊かな商店街の復活、その日を待ち望んでいます。


ひこうき・飛行機 <H19.09.25 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 誰もが紙ひこうきや模型飛行機を作って遊んだことがあると思います。紙ひこうきの翼の後方を少し折り曲げて、飛ぶ方向を変えるなど子どものころ仲間と競ったことを思い出します。このような紙ひこうきの原理は、本物の飛行機と同じだそうです。昔から人々は空にあこがれ、人間が空を飛ぶというこの奇跡的な行動を実現するためにいろいろな試み、実験を繰り返してきました。そしてライト兄弟が世界初の飛行に成功したのは1903年のことです。
 それからおよそ 1世紀の間、近代戦争の中で軍用機として世界的に飛躍、発展してきましたが、並行して人を運ぶ旅客機においても今や技術の粋を集めたハイテク機となっています。ハイテク機となった飛行機が最も便利な交通手段と理解していても、車輪が滑走路に着いたとき、詰めていた息を吐くような空気が機内全体に流れることを経験していると思います。地に足が着いた安堵感で肩の力が抜けるのは私だけではないでしょう。
 去る 8月、沖縄・那覇空港で中華航空機が爆発炎上するという事故がありました。まさに地に足が着いたとたんの事故で、テレビ画面で機体を包む真っ赤な炎と吹き上る黒煙に誰もが恐ろしい思いをしました。幸いに、乗客乗員の全員が間一髪で脱出できて、悲惨な事故にまで至りませんでした。事故の原因は、機体の構造的欠陥なのか点検ミスなのか 1本のボルトが燃料タンクを突き破り、大量の油が漏れて引火・爆発したのだと報道されました。
 現在、世界の空を飛ぶ飛行機は数知れず、その安全性は他の交通手段に比べて高いとされていますが、今回の那覇空港でのことがもし飛行中のことであったらと思うと背筋が冷たくなります。まさかの事故、めったにない事故を完全になくし、空の安全を絶対的なものとするためには、機体の整備・点検を常に二重、三重にチェックしていくことが肝要であると思います。
 日々の怠らない点検がいかに大切かということは、全く立場は違いますがお客様から税務、経理の安全性を付託された私たちにも共通するところがあり、今後とも更にチェック体制を充実していく所存であります


忘れてきたもの <H19.08.24 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 電車内でのマナー、女性の化粧、飲食 (「電食い」と言うそうです)、ケイタイに夢中といったことがよく話題になります。
 ある時、シルバーシートに座ってケイタイに夢中になっている若者に年配者が注意したところ、注意された若者は操作をやめました。一見注意したことが成功したと思いきや、目的の駅のホームに下車した時、くだんの若者から後をつけられてきてケリを食らったという話を聞いたことがあります。電車内の、しかもシルバーシートでのケイタイは禁止あるいは遠慮するのがマナーだから、当然のこととして注意したのであり、注意された若者も操作を中止したのです。ここで終われば目的が達成され、美談となったところ、ホームに降りたところでケリを入れられました。この若者は注意された時、心から悪いと思ってケイタイをやめたのではなく、周囲の乗客から見られ具合が悪かったからやめただけで、納得したのではなかったのです。
「今の若い者は・・・」、古代エジプトの時代から年長者がよく使う言葉だそうですが、一方で年配者の振る舞いにも目に余ることがあります。年をとると聴覚や嗅覚が鈍ってきますので、年配者のマナー違反にも気をつけなければなりません。大声での会話、行列への割り込み、劇場などでのガサゴソ、自転車のノロノロ運転・・・若者たちからの指摘も多くあります。
 今、人と人のつながりがバラバラになり、しかもお互いに信用しないで、警戒すらしあっているとも言えます。人と人の心が触れ合うもの、やさしさとか思いやりの気持ち、社会生活を営んでいく上での連帯感、そういう人と人を結びつける絆が失われてきてしまったのだと考えられます。先の大戦後、私たち日本人はあらゆる便利なものを生みだし、ひたすらにがむしゃらに生活の快適性を追い求めてきましたが、その一方で大切に育み、受け継いできたさまざまな伝統を置き去りにしてしまったのだとも思えます。
 団塊の世代、私もその一人ですが先の参院選有権者の10%を占め、日本を驚異的に復興させ、経済大国にした主役とも言われています。今、この世代の人々は現役を終わろうとしていますが、これからは若者から指摘されないようにマナーを守り、若者にもマナーの大切さを理解させていくことによって、忘れてきた置き去りにしてきた伝統をよみがえらせていくことが大切だと思うのです。


うなぎ <H19.07.27 更新>

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代表社員税理士 松 尾 正

 今年の「土用の丑の日」は、 7月30日です。我が国では、毎年この時季に家庭や専門店でうなぎのかば焼きを食べる風習があります。古来、うなぎは夏やせの妙薬とされ、江戸時代に蘭学者の平賀源内が広めたといわれています。現在、日本人のうなぎ好きは世界一です。何しろかば焼きは、すし、天ぷらとともに日本人の三大好物の一つともいわれ、世界のうなぎの全需要の70%を占めるのが日本です。
 うなぎの生態については、まだ正確に解明されておりません。稚魚( シラス ) の段階で捕獲し、養殖するのが一般的になっていますが、多くの稚魚はヨーロッパで捕獲され、それが中国で育てられて、はるばる日本の食卓にのぼります。ところが、先般ヨーロッパでの稚魚の捕獲が大幅に規制されることになりました。うなぎの稚魚の個体数が全盛期の 2%まで激減したためだそうです。このことによって、今後中国を経由して国内市場へ入ってくるうなぎも当然激減していく、値段が上昇し、うなぎの高級感が更に高まっていくことが容易に予想されます。
 ある文豪がうなぎ屋でかば焼きの頭にかぶりつき、釣り針に噛み当たったところ、店主に苦言どころか天然うなぎに間違いないと大いに喜んだそうです。「針が残っていたらごめんなさい」と天然ものを強調する店もあるやに聞きますが、今や99・5 %が養殖うなぎだそうです。天然ものが是、養殖ものが否というのではありませんが、天然ものでしかも針が残っているうなぎが客に提供されるようなことは、まずないと言えるでしょう。
 私がまだ役所勤めしていたころに聞いた、うなぎにまつわる愉快な話。
 職場のA氏が若輩のころ、上司がお客様である外国人を車で案内することとなり、少しばかり英会話ができるということからA氏が通訳として随行することになりました。
車が静岡県の浜名湖周辺に至った時、「この辺は、全国一のうなぎの養殖場である」との案内までは何とかしたものの、「うなぎというのは、鵜が難儀して飲み込まなければならないことから、『うなんぎ』→『うなぎ』と言われるようになった。A君通訳しなさい」と。A氏はこの時ばかりはほとほと困り、うなぎよろしくぬらりくらりと逃げたそうです。
 先に述べたうなぎ稚魚の捕獲規制の日本への影響は、来年以降と市場関係者は言っています。しばらくの間は、通常の価格だそうですから夏バテ防止にかば焼きを食べてこの暑さを乗り切ってください。
 おしまいに、戯れ歌を紹介して結びとします。
 『恋痩せに 鰻さかせる 筋ちがい』


ふるさと納税 <H19.06.27 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 気象庁は、今年 4月から気象用語の一部を改めました。従来は、気温30度以上の日を「真夏日」と呼称していましたが、地球温暖化などの影響で35度を超す日も珍しくなくなったため、これを「猛暑日」と言うことにしました。この 7月、 8月に猛暑日が何日位あるだろうと予測する関係者もいたことでしょうが、何と 5月27日に九州・大分県と宮崎県で36.1度、35.4度と初めての猛暑日を記録しました。こんなに早い猛暑日は、関係者も予測していなかったことと思います。ちなみに観測史上日本の最高気温の記録は、昭和 8年 (1933年)7月25日山形県でのことで、温度計は40.8度を示しました。このころはまだ地球温暖化といった気象現象はなく、山形盆地特有のフェーン現象の影響であったと記録されています。
 さて、暑いのが当たり前の夏休み、おとなも子どもも長い休暇を利用したレジャーなどの計画が盛りだくさんのことと思います。海外を含めて海や山のレジャー、そして懐かしいふるさとへの帰郷があります。年々老いゆく両親の下へ、元気な姿を、すくすく育った孫たちを見せにふるさとに帰省し、先祖のお墓参り・・・日本的な情緒たっぷりの光景が目に浮かびます。「ふるさと」、日本人の好きな言葉ランキングで
は常に上位にあります。
 ところで、住民税の 1割程度を都会に出た人が生まれ育った故郷の自治体に納めるという「ふるさと納税」が現在多くの反響を呼んでいます。都会と地方の税収による地域間格差を是正するだけでなく、地域活性化に役立つ策として浮上してきました。
 地方が行政コストをかけて子どもを育てても、納税者になるころには都会に出てしまい、過疎地に残した老いた親に対しては、その地方公共団体が義務として行政サービスを行う。だからこの財政負担を都会で働く子どもに求めるという論理。一方で、住民税には「受益者負担」という大原則があり、「ふるさと納税」は税体系を崩すおそれがある。地域格差は、地方への税源移譲や交付税の拡充などで対処すべきであるとの反対論。当然のごとく、東京都等の大都市は反対、地方は賛成となり、 7月の参院選挙に向けての地方対策だという冷めた見方もあります。現在、賛否両論飛び交う議論、検討の段階で、果して今後どのようになるのか気になるところです。
 税法で「ふるさと」が定義付けられることになると、日本人の好きな言葉から情緒性が失われていくような気がしますが、この夏の帰郷は親兄弟ばかりではなく、地域全体からいつもより温かく迎えられるかも知れません。


予定納税 <H19.06.01 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

 「五月晴れ」とは、陰暦の 5月ごろに降り続く長雨、すなわち梅雨時の晴れた日のことを言っていたのですが、今日ではむしろ青葉若葉の陽暦 5月の、空が晴れわたっていることを言うことが多くなっています。
6 月に入ると天候がはっきりしない日が続き、やがて気象庁が「梅雨入り」を発表します。そして約 1か月、うっとしいじめじめした時季が続くことになりますが、サラリーマンにとってはうれしいボーナスの時期でもあります。手取り額を想像しながら梅雨明けを待ち、夏のレジャーなどに思いをはせる方も多いことでしょう。
 ところで、日本ではじめて天気予報が発表されたのは明治17年 (1884年)6月 1日のことでした。
「全国一般、風ノ向キハ定マリナシ。天気ハ変ハリヤスシ。但シ雨天勝チ」というのがその時の発表です。どこに発表したかというと交番の前に張り出したのだそうです。
新聞では明治21年 (1888年) の「時事新報」、ラジオはNHKの本放送がはじまった大正14年 (1925年) から天気予報が報道されるようになりました。
 さて、 6月中旬になりますと税務署から「予定納税の通知書」が郵送されてきます。
予定納税とは、確定申告をして所得税を納めている方のうち、前年に一定の所得があった方について、今年の見積もった所得税の年税額 (「予定納税基準額」といいます)の三分の一ずつを 7月 (第一期) と11月 (第二期) の 2回に分けて納める制度です。
一般的には、前年の申告納税額が15万円以上の方については、三分の一ずつを 7月末と11月末までに納付し、来年 3月の確定申告で 1年分を精算することになります。
 この制度は、納税者にとっては確定申告時にその年の所得税額の全額を納付することになりますと、納税が非常に困難になることがあるほか、国家財政の面からみて歳入の平準化を図るということから設けられたものです。法人税や消費税でいえば、中間申告に相当するものです。
 毎年継続してこの予定納税通知書を受け取っている方はともかく、今回はじめて税務署から郵送されてきた方にとっては、「おや、何だろう?」といった疑問を持たれる方も多いようで、私どものところに問い合わせがあることがあります。
 前年と大幅に状況の変化があり、予想される今年の所得税額がかなり下回ると見込まれる場合には、予定納税額の減額をしてもらうこともできますが、予納しておくものだし、来年の確定申告で一度に納付すればよい、資金的にも大丈夫だとして、期限内に納付しないで放置しないよう注意してください。納付期限の翌日から延滞税がか
かることになります。



新緑のころ <H19.04.25 更新>

税理士法人みらい
代表社員税理士 松 尾 正

  早や新緑の季節、花の時季が過ぎて木々の若葉が日差しを一杯に受けて光り輝いています。
今年は天候不順でお花見を逸した方には、新緑ウオッチングをお勧めします。 リュックを背負って山野を巡るのもよし、近所の緑道を散歩がてらに歩くのもよし、梅が若葉の傍らに青い実をつけていたりすると、当たり前のことでも心が和みます。
  さて、やっと所得税の確定申告・納税が終わったばかりのこの時期、 1年のうちで最も多い 3月末決算法人の申告期限が 5月31日に到来します。このため、税理士法人みらいの職員は大車輪といった状況にあります。ベンジャミン・フランクリンによれば「この世で確かなものは、死と税だけだ」そうです。
  かつて 5月の連休を過ぎますと、全国の税務署では前年分の多額納税者の発表がありました。
新聞、テレビ等でスポーツ界では、芸能界では、文筆家では、はたまた政治家ではと各分野ごとにベストテンを編集して報道していました。国税当局が発表するものとしては、多くの人が興味を持った (私もその一人ですが) 人気の高いものであったと思います。
この多額納税者の公示制度は、その前身は納税額ではなく所得金額の公示でしたが、 ご承知のとおり多額の所得金額イコール多額の納税額ではないこともままあります。
そこで多額納税者への顕彰的な意味合いを含めて、所得ではなく税額が公示されることになりました。
しかしこの公示制度は、平成18年度の税制改正により廃止されました。公示の効果として第三者の監視による牽制的な効果が、犯罪やいやがらせの誘発にもなるという指摘と個人情報保護法の施行と相まって、平成18年 4月 1日以後は公示されないこととなりました。この時期の税の風物詩ともいえるこの公示制度がなくなったことを残念に思ったのは私だけでしょうか。
  ところで、先だって著名な落語家が襲名披露の際にもらった祝儀の一部が申告されていなかったことを税務調査で指摘されたという報道がありました。本人のコメントとして「お金のことは、昔ながらの体質で大まかでよいという部分があった。反省して今後はきちんとしていきたい」とありました。私としては、最後のところに『良き税理士に依頼して』というオチをつけたいところです。


新年度にあたって。 <H19.03.14 更新*>

税理士法人 みらい
代表社員  松尾 正

 今年も、無事確定申告の提出をすませることが出来ました。これは、お客様皆様のご協力があっての事で、改めてお礼を申し上げたいと思います。
 日興證券の不正会計事件は、結局上場維持という結論に至りました。この会社が市場や関係先に与える影響を考えての判断ではなかったのでしょうか。この事件のニュースを見るにつけ、一会計人として改めて職責の重さを痛感致します。まもなく多くの会社が3月決算を迎えますが、今一度襟を正し、税理士として正しい申告を心がけたいと思います。
 今年の冬は暖冬で私達の事務所のある西東京市では、積雪が見られませんでした。雪がちらついた日もあったような記憶もありますが、昨年のような冬らしい季節ではなかったような気がします。とはいえ、梅花も咲きだし冬の寒さもゆるんできました。いろいろな事を始めるには良い時期になってきたと思います。私たちの事務所でも、社内で野球チームを作り地元のトーナメント戦に参加致します。即席のチームで試合の日までに練習も出来ない状態ですので結果のほうはどうなるかわかりませんが、楽しんで参加したいと思います。試合の状況や結果は、ホームページでまたお知らせ致します。
 4月から新人が入り、総勢14名になりました。同業では、かなりの大所帯と自負しています。これからは、箱の大きさだけではなく内容も充実させお客様により一層の良質なサービスの提供を心がけていきたいと考えています。皆様からいろいろなご意見やご指導をいただき、税理士法人としてより一層の成長を目指しますので暖かいご支援をよろしくお願い致します。
★社内野球チーム「ワックガイズ」速報はこちらから。


確定申告期を迎えて <H19.02.28 更新>

税理士法人 みらい
代表社員 松尾 正
 今年も所得税等の確定申告の時期となってまいりました。既に、各税務署では2月1日からは贈与税の相談、申告書の受付や給与所得者の医療費控除、住宅借入金等特別控除等により税金の還付を受けるための申告書 (還付申告書) も受け付けられています。
 申すまでもなく、税理士は公共的使命として納税者の信頼に応え「納税義務の適正な実現」を図ることとされております。年頭のごあいさつの中でも申しましたとおり、お客様の正しい申告と納税のために、税理士法人みらいは万全の体制でこの確定申告期に取り組んでいるところであります。お客様からは、例年どおりのご理解とご協力を賜り、申告のための関係資料を早めに提供していただきました。誠にありがとうございました。
 さて、平成18年分所得税について、納税者にとって最も大きな改正は定率減税の半減であろうかと存じます。平成11年、当時著しく停滞していた経済情勢の回復を図る観点から、「恒久的減税」の一環として所得税の定率減税が実施されることになりました。以来、平成17年までその年分の所得税額の20%相当額 (最高25万円まで)が税額控除されてきましたが、平成18年分はこの定率減税が半分の10%相当額 (最高12.5万円まで) となりました。更に、期限を定めない恒久的なものとされていたこの定率減税が、10年を経ないうちに平成18年分をもって廃止されます。
 ところで、最近税務署職員を装った不審な電話による「振り込め詐欺」が発生しております。電話で税務署職員であると名乗り、ATMを操作するよう誘導したり、口座を指定して現金を振り込ませたりする悪質な手口です。税務当局では、税務署職員がこのようなことを納税者に求めることはなく、不審な電話があったら必ず所轄税務署に問い合わせていただきたいとのことであります。『振り込む前に、まず相談』を実行してください。
 終わりに、この時期の各税の納付期限について、次のとおりとなっていることを念のためお知らせいたします。振替納税を利用している方は、確実に振替納付ができるよう預貯金残高の確認をお願いいたします。

           (窓口で納付する場合)     (振替納税を利用している場合)
 1) 所得税   平成19年3月15日(木)     平成19年 4月20日(金)が振替日
 2) 消費税   平成19年4月2日(月)      平成19年 4月26日(木)が振替日
 3) 贈与税   平成19年3月15日(木)      (振替納税は利用できません。)


設立のご挨拶 <18.10.01更新>

税理士法人みらい
代表社員 松尾 正
  松尾正税理士事務所は昭和58年創業以来、皆様からのご愛顧を賜り今日まで業務をさせていただきました。この度将来・未来の事業展望に立ち、平成18年8月10日を期して "税理士法人みらい"として新たに出発させていただきます。
思い返せば、私一人一つのデスクから始りました当事務所、今では総勢12名、税理士事務所の中でもそれなりの規模になり、お客様の多用なご要望に幅広くお応えできるようになりました。
そして創業以来一貫していることは、心=ハートをもって業務に当たることが最善の解決策であることです。基本中の基本とも言えるこの言葉ですが、社会がどのように変わろうとも人間の基本は変わらないという確信があります。
変化の激しい今日、予測のつかない今日、変わることのないものを事業基盤にすること以外に乗り切れないものと思います。混迷の未来とも言われ、これからどのような未来が待ち受けているのかは分かりません。どのような未来が訪れようとも、心=ハートをもって業務に当たっていくならば困難を克服し得るはずです。
変わることのないものを基盤として、将来・未来を見据える時、スタッフ一人一人の能力が開花し未来に向けて大きく羽ばたく税理士法人となっていくことでしょう。
能動的かつ積極的に未来創造に参加する意気込みをもって業務に邁進していきたいと思っております。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。



続・お酒いろいろ <19.2.1更新>
                             (S.Y 記)
 お酒は、大地がもたらす聖なる恵みとして、人類の歴史とともに人々の生活や人間関係に潤いを与えてきました。世界の各地で、その地の風土や文化を色濃く漂わせながら、文化的な財産として広く愛されてきております。
 一方、お酒がアルコールという物質を含んだ飲料であることから、飲酒運転、未成年者飲酒、アルコール依存症など、社会的に見過ごせない大きな問題が発生している要因であることも事実です。これはお酒のせいというより、お酒についての正しい知識の不足が生みだした不幸ともいえるでしょう。
 お酒の正しい知識を身につけ、適正な飲酒習慣が少しでも広がり、楽しく、おいしく飲んでいただければと願いながら、以下脈絡もなしにお酒についての一口メモを綴ってみました。

○お酒の神様
  近くでは、東京・府中市の大国魂神社の境内に松尾神社 (大山咋神: おおやまぐいのかみ) があり、毎年11月には東京の酒造業者たちが集まって酒造りの安全やおいしいお酒ができることを祈願しています。
○お酒の起源
  エジプトの第 5王朝時代、紀元前 2,500年ごろのお酒の製造方法についての記録が残っているそうですが、実際にお酒が生まれたのはその時よりずっと以前のことでしょうから、5千年も 6千年も前のことであれば、いつどこでお酒が造られのかわからないということになります。
  日本では、「古事記」に「やまたの大蛇」を退治するくだりでお酒が出てきますから、古代エジプトから比べるとずっとあとの時代といわれています。
○お酒と民族
  私たちアジア人は、体内でのアルコールの分解酵素であるセトアルデヒド分解酵素(ALDH2) が欠けていたり、働きが弱い人が多いそうです。この ALDH2を日本人の 4人に1人は全く持っていない、すなはち 4人に1人はお酒は飲めないか非常に弱いということです。こうした人は無理にお酒を飲んだり、周りの人も飲ませたりすることのないように注意しなければなりません。
  アフリカ系やヨーロッパ系の民族には、 ALDH2の欠けている人はほとんどゼロだそうです。
○お酒の酔い
  ビール大びん 1本飲んだ場合、体内でアルコールが分解される所要時間は、 3時間以上かかります。その時間内では車の運転に重要な視力、動作、判断力を低下させ、車を運転できる状態ではありません。飲酒運転は、人々を不幸に突き落とす許しがたい行為です。
  『飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!』
○お酒と未成年者
  アルコールは、成長期にある人体に悪影響を及ぼします。未成年者は脳の神経細胞や体が発達段階にあるため、未成年のうちから飲みはじめると成長障害、性腺機能障害 (インポテンツや生理不順) を引き起こすばかりではなく、肝臓などの臓器障害にも陥りやすくなります。だから、法律で未成年者の飲酒を禁じているのです。
  『お酒は20歳になってから!』
○お酒の税
  お酒の中で、税負担率が最も高いビールの場合、大びん (633ml)小売価格 320円では、酒税 139円と消費税 16 円を合わせて 155円となり、税負担率は46.2%にも及んでいます。同様の計算で日本酒をみてみますと、 16.2 %です。
  平成18年度予算では、酒税の収入は 1兆 5,720億円が見込まれており、これは国税収入の 3.1%、一般会計歳入総額の 2.0%を占めています。
○お酒の吟醸酒
  特別に吟味して醸造する日本酒をいいますが、具体的にはよりよく精米した白米をゆっくり発酵させ、酒粕の割合を多くして特有の芳香を持つようにして醸造したものです。玄米を精米して精米歩合を60%以下にした米で造られたものを「吟醸酒」、50%以下にした米で造られたものを「大吟醸酒」という表示をすることができることとされています。
  いずれも芳香とすっきりした上品な味を楽しむことができます。
○お酒のジョーク
  ある長寿の村で、百歳は超えているという老人に「健康で、長生きする秘訣は何ですか」とたずねました。「いや、特別に何もしていないけど・・・」という答えでしたが、家の奥の方で何やらどんちゃん騒ぎをしているようです。「そうぞうしい奥の方は一体何をしているのですか」と聞きますと、「あれは三つ年上の兄貴が同級生たちと飲んだり、食ったりして大騒ぎしているのさ」と。 (兄貴は自分より年上、「飲んだり、食ったりして大騒ぎ」が長寿の秘訣・・・。)
○お酒の名言
  吉田兼行
   「酒は百薬の長といえど、よろずの病は酒よりこそ起これ」
  貝原益軒
   「酒は天の美禄なり、少し飲めば陽気を助け、血気を和らげ、食を巡らし、憂いを去り、興を発して人に益あり。多く飲めば、又人を害すること、酒に過ぎたるものなし」
  コメントは、特にいたしません。




税理士並河の税界よもやま話⑨ <H20.12.27 更新>

平成21年度の一般会計予算の総額は景気対応を重視したため、88兆円という過去最大規模になった。
12月12日には与党税調が「平成21年度税制改正大綱」が発表されました。

★平成21年度税制改正ポイント
○中小企業対策 軽減税率の引き下げ(800万円以下22%を18%へ)
        欠損金の繰り戻し還付の復活
○土地税制 今後2年間に取得する土地の長期所有(5年超)の譲渡所得の1千万円控除
      特定資産の買換えの課税の特例の3年間の延長
○相続税制 取引相場のない株式に係る贈与税の納税猶予制度の創設
○金融証券税制 上場株式の配当所得、譲渡所得に対する税率10%(21.1~23.12)

★国策は買い
 税制改正や国の予算編成は国が目指す経済政策が盛り込まれるところから、株式相場ではよく「国策は買い」と言われています。
 今回の不況はマスコミ等で「百年に一度の不況」と表現され、ここへきての急激な円高は輸出企業にとって大きなダメージになってきております。
 しかし、これまでの日本経済の好況が外需に依存しすぎた面があったため、逆に内需主導型への転換にはこの円高メリットを十分享受したいところです。
 食料自給率の向上を目指した農業の再生、耐震構造による建設関係の掘り起こし、低炭素促進の新エネ、省エネ投資及び福祉・介護・医療関連の充実といった内需振興による雇用の増加が期待できると思います。

★元気印に期待
 秋口から株が暴落し、業績面でも下方修正を余儀なくされたため、日本の超一流企業が相次いで非正規労働者の大量雇用打ち切りを発表して不況感が一気に加速された。
「巣ごもり消費」とかいって不景気を蔓延させるような言葉を耳にしますが、世の中には
結構元気な会社や人がおります。
 筆者が先頃札幌の実家に帰省した際、新千歳空港のホールにタレントの田中義剛が経営する十勝花畑牧場の大きな生キャラメルツリーが目を引いた。  
 噂の生キャラメルを買おうとして札幌大丸デパートに1時間並んでようやくゲットしたが、商品が飛ぶように売れるという光景を目の当たりに見ることができた。
 企業が努力すれば(この場合マスコミ宣伝の寄与もあるが)このように素晴らしいヒット商品が生まれるのだと感心した。
 ジャンルは異なりますが、今年の紅白初出場のジェロ(JERO)という若い黒人歌手の演歌を聞いて元気になるのも結構なことと思われます。



お酒いろいろ <18.11.24更新>
                                (S.Y 記)
 平成18年度税制改正においては、「あるべき税制」の構築に向けた改革が行われました。所得税、法人税、土地・住宅税制、国際課税等の直接税の改正ばかりでは
なく、間接税の中でも重要な位置を占める酒税についても大幅な改正がありました。その酒税法の改正内容について、ここで縷々詳細を述べるつもりはありません。
 時あたかも年末年始を迎え、誰しも否応なくお酒とのつきあいがあります。少しでも楽しいお酒となることを願いながら、気楽に読んでいただけるものといたします。
 お酒の中で、今やブームというより絶対的な地位を確立しました「しょうちゅう」についてであります。料飲店でしょうちゅうを置いていないところは皆無と言ってもよく、お客は芋だとか、麦だとか原料を指定して注文し、お湯や炭酸で割ったり、梅を入れたりなどと好きなようにして飲んでおり、店側もさまざまな客の注文に気軽に応じてくれます。
 さて、しょうちゅうの種類は数多くありますが、ここは「泡盛 (あわもり) 」についてであります。泡盛は、我が国では沖縄県でのみ製造されており、独特の黒麹菌 (他のしょうちゅうは白又は黄麹菌) を使い、米と米麹だけを原料とする蒸留酒です。その歴史は、500 年以上にさかのぼり、当時シャムといわれていたタイから南方貿易によって伝えられたといわれています。17世紀には、琉球王国から江戸幕府への献上品の中にもみられることから、泡盛はしょうちゅうの元祖でもあります。泡盛はかめに入れて貯蔵することにより熟成し、3年以上貯蔵されたものをクース (古酒) といい、まろやかな風味と芳香が生まれてきます。飲み方は、ストレート、オンザッロク、水割りであり、お湯で割ったり梅干しを入れたりして飲む他のしょうちゅうとこの点でも異なります。
 ところで、江戸時代琉球は薩摩と深いかかわりをもって歴史を刻み、近代での沖縄県は先の大戦では最大の激戦地、そして戦後27年に及ぶアメリカ合衆国の統治、昭和47年の本土復帰等の苦難を経てきました。この波瀾に満ちた時代のなかで、泡盛の特徴を醸す黒麹菌は生き続け、泡盛は沖縄県の文化とともに県民が誇れる名酒に育てられてきました。我が国の発酵学の権威坂口謹一郎博士は、沖縄で泡盛と出会い、黒麹菌という不思議なカビを育て、泡盛という名酒を造りだした沖縄の酒造文化に驚きと深い感銘を受けたといわれています。
 沖縄の人たちは、心が通じると徹底的に気を許し親交を深めてしまいますが、クース (古酒) を一度口にするとその虜になってしまいます。長い年月をかけて熟成させた泡盛は、完成度の高い名酒であります。一度お試しあれ!

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