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税理士並河の「長寿談義」(H24.4.20)


1 高齢と長寿
 「高齢化」とは人口に占める高齢者の割合が年々高まることを意味しますが、わが国ではそれを年金問題、病気・介護や孤独死(孤立死)といったマイナスイメージでとらえられることが多い。
 身近な税の話題でも中小企業の経営者が悩む「事業承継」や高齢者から高齢者へ財産が相続される「老老相続」といった問題が生じています。
 しかし物事にはすべて「陽と陰」、「正と負」のように二面性があり、個人の人間にとっては年をとれば体力や記憶力は衰えますが、逆に判断力や思考力はより進化することが多く、いいこともいっぱいあります。
 元気で長生きしているお年寄りを長寿の祝いとすることが昔から行われています。
 61歳(還暦)70歳(古希)77歳(喜寿) 80歳(傘寿)88歳(米寿) 90歳(卒寿)
 99歳(白寿)100歳(百寿、紀寿)等々
 私事ですが、先般私の妻の母親が数え年で百歳になった誕生日に親戚一同で百寿のお祝いをしました。
 祝宴の中で、私は一世紀にわたって生き抜いてきた母を祝う言葉とともに、戦前の歌謡曲である「愛国の花」(福田正夫作詞 古関裕而作曲 渡辺はま子 歌)という歌をプレゼントしました。
 
2 ナデシコとサムライ
 「愛国の花」は軍国歌謡には珍しい四分の三拍子のメロディで、銃後を守る婦人の思いを桜・梅・椿・菊といった花にたとえ、凛々しく生きる女性を歌い上げたものです。
 この歌の歌詞の4番は「御稜威(みいつ)のしるし 菊の花 ゆたかに香る日の本の 女といえど生命がけ こぞりて咲いて美しく 光りて匂う国の花」となって、女といえどいのちがけという表現にその時代の覚悟というか凄みを感じさせます。
 昔のはやり言葉「巨人・大鵬・卵焼き」は今や「ナデシコ・イチロー・世界遺産」という時代になってきました。
 大和撫子の女性は昔も今も強いですが、大和魂の男性も負けてはいられません。
「花は桜木 人は武士」という言葉があるように日本男児はサムライ・武士道精神を忘れないようにしたいものです。 
 ロンドン五輪が近づいてきましたが、ナデシコ、サムライともども日の丸をあげて花を咲かせ、疲弊した日本を元気づけてくれることを期待したい。

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